東京は、電車や車だけでなく、歩いて巡ることでより深く楽しめる街です。路地裏の小さな発見、季節の移ろいを感じる公園、地元の人々の暮らしが垣間見える商店街。この記事では、東京在住のライターが実際に歩いて厳選した散歩コースをご紹介します。
下町情緒を楽しむコース
浅草・蔵前コース(所要約3時間)
東京を代表する観光地・浅草から、近年注目を集める蔵前エリアを巡るコースです。
おすすめルート:
- 浅草駅からスタート、雷門で記念撮影
- 仲見世通りを散策(お土産や食べ歩きグルメ)
- 浅草寺で参拝
- 伝法院通りの老舗を覗く
- 隅田川沿いを南へ歩く
- 蔵前のカフェやギャラリーを巡る
ポイント: 蔵前は「東京のブルックリン」とも呼ばれ、革製品の工房やこだわりのコーヒーショップが点在しています。浅草の伝統と蔵前の新しさ、両方を楽しめるコースです。
谷根千コース(所要約2.5時間)
谷中・根津・千駄木、通称「谷根千」は、東京で最も下町らしい雰囲気が残るエリアです。
おすすめルート:
- 日暮里駅からスタート
- 谷中霊園を散策(桜の名所)
- 谷中銀座商店街で食べ歩き
- 「夕やけだんだん」で夕日を眺める
- 根津神社を参拝(つつじの名所)
- 千駄木の古民家カフェでひと休み
ポイント: 谷中銀座では「ひみつ堂」のかき氷や「肉のすずき」のメンチカツが人気。土日は混雑するので、平日の午前中がおすすめです。
都心のモダンスポットを巡るコース
渋谷・原宿コース(所要約3時間)
常に進化を続ける渋谷と、ファッションの街・原宿を巡るコースです。
おすすめルート:
- 渋谷駅ハチ公口からスタート
- 渋谷スクランブルスクエアの展望施設「渋谷スカイ」
- 渋谷PARCOやMIYASHITA PARKを散策
- キャットストリートを原宿方面へ
- 裏原宿のセレクトショップを巡る
- 明治神宮でクールダウン
ポイント: 渋谷は2020年代に入って大規模な再開発が進み、景色が大きく変わりました。渋谷スカイからの眺望は、新しい東京を感じられる絶景スポットです。
丸の内・皇居コース(所要約2時間)
ビジネス街の丸の内と、都心のオアシス・皇居外苑を巡るコースです。
おすすめルート:
- 東京駅丸の内口からスタート
- 丸の内仲通りを散策(街路樹が美しい)
- 皇居外苑で芝生広場を歩く
- 二重橋前で記念撮影
- 和田倉噴水公園でひと休み
- KITTEでお買い物
自然を楽しむ散歩コース
上野公園コース(所要約3時間)
美術館・博物館と自然が融合する上野公園は、一日中楽しめるスポットです。
おすすめルート:
- 上野駅公園口からスタート
- 東京国立博物館(日本最大の博物館)
- 不忍池を一周(蓮の花は夏が見頃)
- 上野動物園(パンダに会える)
- アメ横で食べ歩き
ポイント: 春は桜の名所として有名ですが、混雑を避けるなら秋の紅葉時期もおすすめ。博物館や美術館は金曜・土曜の夜間開館を利用すると、ゆっくり鑑賞できます。
季節別おすすめスポット
春(3月〜5月)
- 目黒川の桜並木(中目黒)
- 千鳥ヶ淵の桜(九段下)
- 根津神社のつつじ祭り(4月中旬〜5月上旬)
夏(6月〜8月)
- 隅田川花火大会(7月最終土曜)
- 入谷朝顔市(7月6〜8日)
- 浅草寺のほおずき市(7月9〜10日)
秋(9月〜11月)
- 明治神宮外苑のイチョウ並木(11月中旬〜下旬)
- 六義園の紅葉ライトアップ(11月下旬)
- 高尾山の紅葉(11月中旬)
冬(12月〜2月)
- 丸の内イルミネーション(11月〜2月)
- 表参道イルミネーション(12月)
- 初詣(明治神宮、浅草寺など)
散歩を楽しむためのアドバイス
- 歩きやすい靴を履く(石畳や坂道が多いエリアも)
- こまめに水分補給を(夏は特に注意)
- 交通系ICカードを準備(電車での移動に便利)
- モバイルバッテリーを携帯(地図アプリ使用時)
- 天気予報をチェック(急な雨に備えて折りたたみ傘を)
最終更新: 2026年2月3日