東京は、電車や車だけでなく、歩いて巡ることでより深く楽しめる街です。路地裏の小さな発見、季節の移ろいを感じる公園、地元の人々の暮らしが垣間見える商店街。この記事では、東京在住のライターが実際に歩いて厳選した散歩コースをご紹介します。

下町情緒を楽しむコース

浅草・蔵前コース(所要約3時間)

東京を代表する観光地・浅草から、近年注目を集める蔵前エリアを巡るコースです。

浅草寺
浅草寺本堂と五重塔

おすすめルート:

  1. 浅草駅からスタート、雷門で記念撮影
  2. 仲見世通りを散策(お土産や食べ歩きグルメ)
  3. 浅草寺で参拝
  4. 伝法院通りの老舗を覗く
  5. 隅田川沿いを南へ歩く
  6. 蔵前のカフェやギャラリーを巡る

ポイント: 蔵前は「東京のブルックリン」とも呼ばれ、革製品の工房やこだわりのコーヒーショップが点在しています。浅草の伝統と蔵前の新しさ、両方を楽しめるコースです。

谷根千コース(所要約2.5時間)

谷中・根津・千駄木、通称「谷根千」は、東京で最も下町らしい雰囲気が残るエリアです。

谷中銀座商店街
谷中銀座商店街

おすすめルート:

  1. 日暮里駅からスタート
  2. 谷中霊園を散策(桜の名所)
  3. 谷中銀座商店街で食べ歩き
  4. 「夕やけだんだん」で夕日を眺める
  5. 根津神社を参拝(つつじの名所)
  6. 千駄木の古民家カフェでひと休み

ポイント: 谷中銀座では「ひみつ堂」のかき氷や「肉のすずき」のメンチカツが人気。土日は混雑するので、平日の午前中がおすすめです。

都心のモダンスポットを巡るコース

渋谷・原宿コース(所要約3時間)

常に進化を続ける渋谷と、ファッションの街・原宿を巡るコースです。

渋谷スクランブル交差点
渋谷スクランブル交差点

おすすめルート:

  1. 渋谷駅ハチ公口からスタート
  2. 渋谷スクランブルスクエアの展望施設「渋谷スカイ」
  3. 渋谷PARCOやMIYASHITA PARKを散策
  4. キャットストリートを原宿方面へ
  5. 裏原宿のセレクトショップを巡る
  6. 明治神宮でクールダウン

ポイント: 渋谷は2020年代に入って大規模な再開発が進み、景色が大きく変わりました。渋谷スカイからの眺望は、新しい東京を感じられる絶景スポットです。

丸の内・皇居コース(所要約2時間)

ビジネス街の丸の内と、都心のオアシス・皇居外苑を巡るコースです。

皇居と丸の内のビル群
皇居外苑から見る丸の内のビル群

おすすめルート:

  1. 東京駅丸の内口からスタート
  2. 丸の内仲通りを散策(街路樹が美しい)
  3. 皇居外苑で芝生広場を歩く
  4. 二重橋前で記念撮影
  5. 和田倉噴水公園でひと休み
  6. KITTEでお買い物

自然を楽しむ散歩コース

上野公園コース(所要約3時間)

美術館・博物館と自然が融合する上野公園は、一日中楽しめるスポットです。

おすすめルート:

  1. 上野駅公園口からスタート
  2. 東京国立博物館(日本最大の博物館)
  3. 不忍池を一周(蓮の花は夏が見頃)
  4. 上野動物園(パンダに会える)
  5. アメ横で食べ歩き

ポイント: 春は桜の名所として有名ですが、混雑を避けるなら秋の紅葉時期もおすすめ。博物館や美術館は金曜・土曜の夜間開館を利用すると、ゆっくり鑑賞できます。

季節別おすすめスポット

春(3月〜5月)

  • 目黒川の桜並木(中目黒)
  • 千鳥ヶ淵の桜(九段下)
  • 根津神社のつつじ祭り(4月中旬〜5月上旬)

夏(6月〜8月)

  • 隅田川花火大会(7月最終土曜)
  • 入谷朝顔市(7月6〜8日)
  • 浅草寺のほおずき市(7月9〜10日)

秋(9月〜11月)

  • 明治神宮外苑のイチョウ並木(11月中旬〜下旬)
  • 六義園の紅葉ライトアップ(11月下旬)
  • 高尾山の紅葉(11月中旬)

冬(12月〜2月)

  • 丸の内イルミネーション(11月〜2月)
  • 表参道イルミネーション(12月)
  • 初詣(明治神宮、浅草寺など)

散歩を楽しむためのアドバイス

  • 歩きやすい靴を履く(石畳や坂道が多いエリアも)
  • こまめに水分補給を(夏は特に注意)
  • 交通系ICカードを準備(電車での移動に便利)
  • モバイルバッテリーを携帯(地図アプリ使用時)
  • 天気予報をチェック(急な雨に備えて折りたたみ傘を)
最終更新: 2026年2月3日